大隈太嘉志氏はソシオークホールディングス株式会社の社長を務めている人物です。ソシオークホールディングスは、東京に本社を置く地域インフラを支える企業です。そんな企業の社長を務める大隈氏について調べてまとめてみました。
ソシオークホールディングスとは?
ソシオークホールディングスは、子育て支援事業を2011年からスタートし、2012年に「みつばコミュニティ(自動車運行管理事業専門)」によるグループへの新規参加後、翌年には創業50周年を迎えました。さらなる50年の活動基盤が、より社会貢献に繋がるソーシャルビジネス領域と考え、社会および経済的な価値を新たに創る「共通価値の創造経営」をプロモートする企業グループとして、ソシオークホールディングス株式会社を持ち株会社とする「ソシオークグループ」を発足したといいます。翌年には株式会社てしお夢ふぁーむが「障がい者就労継続支援A型指定障がい福祉サービス事業者」として指定されました。
創業55年(2018年)をきっかけに、新しい挑戦となるグループ会社の統合再編を実施したそうです。新たに仲間入りした給食会社「第一食品株式会社」および「葉隠勇進株式会社」の給食事業部門を統合再編したことで、「葉隠勇進株式会社」と「ハガクレフード株式会社」の2社が新しくなりました。そして同時期、葉隠勇進株式会社「子育て支援事業部門」が「株式会社明日葉」へと変わり、翌年には明日葉保育園運営事業部門を分社化した「株式会社あしたばマインド」が誕生しました。
ソシオークホールディングス・大隈社長とは?
ソシオークホールディングス株式会社の社長・大隈太嘉志氏の経歴について簡単にまとめてみました。
大隈氏は駒沢大学を卒業後、葉隠勇進株式会社に入社しました。
2005年に農林水産大臣表彰「食堂給食サービス事業者部門」を受賞し、2013年の葉隠勇進株式会社の創業50周年をきっかけに、持ち株会社であるソシオークホールディングスを設立するとともに社長に就任。経済産業大臣表彰「がんばる中小企業300社」を受賞し、現在に至ります。
大隈社長の経営に関するエピソード
ソシオークホールディングスの社長である大隈氏の経営方針に関する考えが書かれているものを見つけたので、その一部を紹介したいと思います。
大隈氏は、現在の社会情勢を捉えた上で、今後の経営方針についてこのように語っています。
「近年の日本における少子高齢化・人口減少・世帯構成の変化・DXの進化およびコミュニケーションのさらなる多様化により、生活や仕事も変化する中で、価値観やニーズの複雑化が進行しています。そんな時代だからこそ求められる、社会にとって心の支えになるレジリエント・カンパニーとして、これまでと同様に人々の生活を支えつつ、優しさ・力強さのある「しなやかな心」で成長していきます。また、社員一人一人の自己変革力によって進化し続ける「現場力」は、人々の「未来のチカラ」になると考えています。」
参考サイト:
https://www.socioak.com/company/message/
まとめ
「日本で最もソーシャルサービスを支えている企業グループを創る」ことを目標とする大隈氏。現在の社会情勢を考えると、人のため・社会のため・ともに働く人たちのために多角的な視野を持つことが、企業の成長に繋がるカギとなるのではないでしょうか。