小川賢太郎氏は株式会社ゼンショーホールディングスの社長を務めている人物です。ゼンショーホールディングスは、原材料の仕入れから製造・加工、物量、販売までをワンストップで行う日本の外食企業です。そんな企業の社長を務める小川氏について調べてまとめてみました。
ゼンショーホールディングスとは?
ゼンショーホールディングスは、外食企業として国内で売上高ナンバーワン、海外ではトップ10入りを果たしている企業です。同社創立当初からのビジョン「世界から飢餓と貧困を撲滅する」を掲げながら、“フード業世界一”を目指しているようです。
そんな同社では、人が生きていく上で必要不可欠な“食”を、安全でおいしく提供することで、利用客の暮らしと健康をサポートしているそうです。牛丼チェーン「すき家」をはじめとしたレストランやファストフード店を展開する「国内外食事業」、「すき家」を世界中に展開する「海外外食事業」を実施。また、スーパーマーケットチェーンを展開する「小売り事業」、高齢者住宅や老人ホームを運営する「介護事業」も行っています。
ゼンショーホールディングス・小川社長とは?
株式会社ゼンショーホールディングスの社長・小川賢太郎氏の経歴について簡単にまとめてみました。
小川氏は1948年生まれの石川県出身です。
東京都立新宿高等学校を経て、東京大学に進学。1978年に吉野家に入社しました。のちに独立し、1982年にゼンショーを創業。その後、すき家1号店を開店しました。M&Aによって続々と外食チェーンを子会社化し、強力なリーダーシップを発揮。2011年3月期連結決算では、売上高において外食最大手にまで成長させました。2017年には、国民生活産業・消費者団体連合会第2代会長に就任しています。]
小川社長の経営に関するエピソード
ゼンショーホールディングスの社長である小川氏の経営に関する考えが書かれているものを見つけたので、その一部を紹介したいと思います。
小川氏は、コロナ禍によりデジタル化が進むなかで忘れてはならないこととしてこのように語っています。
「コロナ禍でデジタル化が加速しているなか、人間でないとできないことが大切になってきます。“真善美”と考えていますが、何が真実で何が良いことかは機械ではなく人間が感じ、決めることです。そのような真善美を考える力を、社員にもさらに高めてもらう必要があり、そこが一番大事だと思っています。」
参考サイト:
https://www.news24.jp/articles/2021/01/06/06798803.html
まとめ
世界から貧困や飢餓をなくすために、独自の自社システムを世界中に広げようという目標が素晴らしいですね。ゼンショーホールディングスのこれからの取り組みに期待したいところです。