Mizkan Holdingsは、ミツカングループ全体の経営統括や戦略策定、研究開発を行っている会社です。
今回は、そんなMizkan Holdingsの会社情報や社長について調査してみました。
Mizkan Holdingsとは?
Mizkan Holdingsは、1804年に創業された調味料及び加工食品事業などを手掛ける企業です。
江戸時代に、又左衛門が現在のミツカングループの基礎となる中野又左衛門家を設立し、酒造業のかたわら酒粕を原料とした「粕酢」の製造を始めたことがはじまりだそうです。その後、1923年に株式会社中埜酢店となり、1942年には後の中央研究所となる中埜生化学研究所を開設したとのこと。
1964年には代表的な商品の一つ「味ぽん」を発売。その後、1978年に研究所の高い技術が認められ、農芸化学技術賞受賞。1981年には本格的に海外進出をスタートしたといいます。また、2014年にグローバル化推進のため、組織体制と社名を英語表記に変更したそうです。
現在では、約3,700人のスタッフが同社のグループ企業で働いているのだとか。(2023年4月時点)
どんなことをしている会社?企業規模は?
Mizkan Holdingsは「日本+アジア事業」「北米事業」「欧州事業」「ZENB事業」4つの事業部があるそうです。
「日本+アジア事業」では、日本での粕酢・味ぽん・納豆などの展開をはじめ、北京、香港、台北、シンガポールを拠点に、食酢・つゆ・たれなど、日本人家庭や日本食レストラン向けに商品やメニューの提案を行っているそうです。
「北米事業」では、主にパスタソースと食酢の2つのビジネス展開しているのだとか。
「欧州事業」では、現地生産の食酢の供給や、現地の市場環境にあわせた商品開発及び提案を行っているとのこと。
「ZENB事業」では、「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」の実現に向けて、サステナブルな食糧生産や人々の健康に貢献できる商品開発を行っているそうです。
Mizkan Holdingsのグループ会社をまとめてみた
●株式会社Mizkan
〈所在地〉愛知県半田市中村町2-6
〈事業内容〉日本+アジア地域における家庭用/業務用 調味料・加工食品、納豆の企画開発・製造・販売
●株式会社Mizkan Partners
〈所在地〉愛知県半田市中村町2-6
〈事業内容〉日本+アジアにおける内務機能
●株式会社Mizkan Asset
〈所在地〉愛知県半田市中村町2-6
〈事業内容〉グループ全体の財務統括
●株式会社ZENB JAPAN
〈所在地〉愛知県半田市中村町2-6
〈事業内容〉ミツカングループZENBの通信販売
●株式会社Mizkan Logitec
〈所在地〉愛知県半田市中村町2-6
〈事業内容〉ミツカンブランドの商品の保管・倉庫管理・出荷
まとめ
調味料及び加工食品事業を中心に、創業から現在まで200年以上発展し続けてきたMizkan Holdings。国内をはじめ海外にも事業所を展開する同社は、今後も世界の人々の健康に寄り添い続けてくれるのではないでしょうか。