稲垣精二氏は第一生命ホールディングス株式会社の社長を務めている人物です。
第一生命ホールディングスは、日本で最初の相互会社として生まれてから、「お客さま第一主義」という理念のもと、利用者や社会にとって“最良”であることを信じて、生命保険事業に取り組んできたそうです。そんな会社の社長を務める稲垣氏について調べてまとめてみました。
第一生命ホールディングスとは?
稲垣氏が社長を務める第一生命ホールディングスは、「国内生命保険事業」「海外生命保険事業」「資産運用・アセットマネジメント事業」の3つの事業を軸に、“安心の最高峰を、地域へ、世界へ”届けているといいます。特に、海外生命保険事業では、ベトナムをはじめ、アメリカ、インド、オーストリアなどへ進出しており、国内外から選ばれ続ける国際的な保険グループを目指しているそうです。
また、リーテイル、ホールセール、アンダーライティング、資産運用、海外事業といった多種多様なビジネス領域も特徴のひとつ。「ダイバーシティ&インクルージョン」を掲げ、様々な人材が多彩な領域で活躍できる環境作りを行っているようです。
第一生命ホールディングス・稲垣社長とは?
第一生命ホールディングス株式会社の社長・稲垣精二氏の経歴について簡単にまとめてみました。
稲垣氏は、1963年5月10日生まれです。
慶応大学経済学部を卒業後、1986年に第一生命保険相互会社へ入社。2012年に同社の執行役員、2015年に同常務執行役員、翌年に同取締役常務執行役員に就任しました。
2016年に第一生命ホールディングス株式会社の取締役常務執行役員に就任。
グループの一員として、主に経営企画や運用企画関連業務などに従事し、生命保険事業に関する多くの知識と経験を有していたことから、2017年に同社の代表取締役社長に就任し、現在に至ります。
稲垣社長の経営に関するエピソード
稲垣精二氏について調べたところ、社長就任時のインタビューなどを見つけたので紹介させていただこうと思います。
稲垣氏は、第一生命ホールディングスの社長に就任した際に、グループ運営のキーワードとして「共に尊重し、共に学び合い、共に成長する」を強調していたそうです。
多様性をどのように活かすかが、グループの成長を左右すると考えているという稲垣氏。経営レベルのみならずマネージャーレベルでの交流も積極的に行うことで、悩みを共有でき、各国の特性を学び合えるとともに、競合他社に追いつかれない戦略をたてられるそう。
また、大手企業内では唯一の持ち株会社のため、生命保険に関する業務以上の事業を展開できるポテンシャルを秘めていると語っています。
参考サイト:
https://www.hokensha.com/20170120_2800.html
まとめ
様々な人材が色々なフィールドで活躍できる環境を作ったり、社員同士での交流できる場を設けたりと、まさに「共に尊重し、共に学び合い、共に成長する」を意識した取り組みを行っている稲垣氏。このような取り組みが同グループの成長に繋がっているのではないでしょうか?