コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社は、食料・飲料卸売業のコカ・コーラボトラーズジャパンや、事業サービス業のコカ・コーラカスタマーマーケティング等を傘下に収め、経営管理を行う持株会社。
今回は、そんなコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの会社情報や社長について調査してみました。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスとは?
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは、1960年に飲料の製造・販売を目的とし、福岡県に設立したそうです。
そして、1962年6月にザ コカ・コーラカンパニー及び日本コカ・コーラ株式会社と、コカ・コーラ、ファンタの製造・販売に関して契約を結び、1962年7月より販売を開始したといいます。
その後、1994年に福岡証券取引所に株式を上場し、2年後の1996年には東証第二部へ、1998年には東証第一部へ上場したとのこと。
また現在までに、他社の株式を取得し子会社化したり、吸収合併を行ったりしつつ、幾度か商号を変更し、2018年に現在のコカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社へ商号を変更したようです。
どんなことをしている会社?企業規模は?
日本のコカ・コーラシステムは、原液の供給及び製品の企画開発・広告等のマーケティング活動を行う日本コカ・コーラ株式会社と、製品の製造及び販売を行うボトラー社や関連会社で構成されているといいます。
そして同社はその中でも、各工場で徹底した品質管理の下に製品を製造し、取引先の店舗や自動販売機を通じて、お客さんににコカ・コーラ社製品を届ける業務を担っているそうです。
またコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスグループは、日本最大のコカ・コーラボトラーでもあり、日本のコカ・コーラシステムの販売量の約90%を担っているのだとか。
それは、世界で225を超えるコカ・コーラボトラーの中でも、売上高でアジアトップクラス、世界においても有数の規模を誇るといいます。
今後もコカ・コーラシステム全体の最適化に向けて、日本コカ・コーラ株式会社、システム各社と連携し、コカ・コーラ事業のさらなる成長を目指し協同していくとのこと。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスのグループ会社をまとめてみた
●コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
〈所在地〉東京都港区赤坂九丁目7番1号 ミッドタウン・タワー
〈事業内容〉清涼飲料水・アルコール飲料の製造、加工及び販売
●コカ・コーラ カスタマー マーケティング株式会社
〈所在地〉 東京都港区六本木六丁目2番31号 六本木ヒルズノースタワー
〈事業内容〉清涼飲料水、嗜好飲料及びその他飲料の販売・輸出入
●コカ・コーラ ボトラーズジャパンベンディング株式会社
〈所在地〉東京都新宿区西新宿六丁目18番1号 住友不動産新宿セントラルパークタワー
〈事業内容〉自動販売機のオペレーション事業
●FV ジャパン株式会社
〈所在地〉東京都豊島区東池袋三丁目1番1号 サンシャイン60
〈事業内容〉清涼飲料水の製造、加工及び販売、オフィスコーヒーサービス事業等
●株式会社カディアック
〈所在地〉大阪府泉南市泉州空港南1
〈事業内容〉自動販売機のオペレーション事業
●コカ・コーラ ボトラーズジャパンビジネスサービス株式会社
〈所在地〉東京都港区赤坂九丁目7番1号 ミッドタウン・タワー
〈事業内容〉清涼飲料水・嗜好飲料・酒類及び乳飲料類・食品等の販売に関する事務処理、情報処理、電話対応の受託業務、飲料販売機材の管理
●コカ・コーラ ボトラーズジャパンベネフィット株式会社
〈所在地〉埼玉県桶川市大字加納180
〈事業内容〉特例子会社の運営、グループ内障がい者の採用、定着支援及びそれらに関わる申告業務等
●株式会社伴内酒店
〈所在地〉群馬県前橋市城東町二丁目5-2
〈事業内容〉アルコール飲料の販売
まとめ
日本のコカ・コーラシステムの販売量の約90%を担っているというコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス。
今後も成長に向けて、事業活動における取り組みを促進し、引き続き生産の効率化をはじめ消費者志向の徹底、市場への迅速な対応、顧客サービスの充実、徹底した品質管理等、最適化を図っていくといいます。
製品を手に取ってくれる人のことを考え、常に向上心を持って事業に取り組んでいる同社に今後も注目していきたいと思います。