【社長まとめ】野村ホールディングスの社長・奥田健太郎氏のまとめ

社長ノート

奥田健太郎氏は野村ホールディングス株式会社の社長を務めている人物です。
野村ホールディングスは、東京都中央区に本社を置く、グローバル金融サービス事業を展開しているグループ企業です。そんな企業の社長を務める奥田氏について調べてまとめてみました。

野村ホールディングスとは?

野村ホールディングスは、コーポレート・スローガンとして「企業理念はグループとして社会の中で背負う使命であり、使命を果たすための理想の姿と、実現に向けていつも持っていなければいけない価値観を表したもの」と考えているそうです。

同社は、「社会的使命・会社のあるべき姿・わたしたち一人ひとりの価値観」という3つの企業理念を掲げています。具体的には、金融資本市場を通じて本当の意味で豊かな社会の創造に寄与するという社会的使命。最も信頼を置けるパートナーとしてクライアントに選ばれる金融サービスグループであるべきという考え。そして、挑戦・協働・誠実を兼ね備えた価値観を持つことで、今以上の未来を目指しているとのことです。

野村ホールディングス・奥田社長とは?

野村ホールディングス株式会社の社長・奥田健太郎氏の経歴について簡単にまとめてみました。

1963年生まれの埼玉県出身。1987年に慶応大学経済学部を卒業し、野村證券(現在は野村ホールディングス。※以下同社)へ入社しました。その後2006年に野村證券の企業金融四部長を務め、翌年は経営企画部長兼、同社の経営企画部長を担当。
2008年に野村證券の企業情報部長として勤務し、2010年には野村證券の執行役員として勤務しました。2012年は野村證券の常務、同社の常務などを担い、2013年に同社の執行役員も兼務。2015年には野村證券の専務も担当し、翌年同社の執行役員としてホールセール共同部長も務めました。
2017年には同社執行役員としてニューヨークに駐在し、米州地域ヘッドを担当。2018年は同社グループCo-COOを兼務し、野村證券の取締役兼執行役副社長を務めました。翌年に同社執行役副社長 グループCo-COOに就任し、2020年には同社代表執行役社長グループCEO、そして野村證券株式会社の代表取締役に就任。同年6月に同社取締役兼代表執行役社長グループCEOとなり、2021年より取締役兼代表執行役社長グループCEO、野村證券株式会社の代表取締役社長に就任し、今に至ります。

奥田社長の経営に関するエピソード

野村ホールディングスの社長である奥田氏の経営方針に関する考えが書かれているものを見つけたので、その一部を紹介したいと思います。

「社内のイントラネットに「CEOコーナー」というコミュニケーションページを設けて、社員から質問を出してもらい、それに私が真剣に答えるようにしています。また、社員の意見を聞く従業員サーベイも定期的に行っています。昨年は88%の人が「長期的な戦略を支持している」と回答してくれていますが、このような指標も見ながら、役員全員でコミュニケーションの強化に取り組んでいます。

当社は2025年に創業100周年を迎えるのですが、100周年に向け「グループとして社会にどう貢献していくのか」といったパーパスの議論も進めています。こうしたコミュニケーションを今後も継続し一体感を醸成していきたいと考えています。

全ての社員が誇りを持ちワクワクしながら働ける会社にしていきたいです。当社の持続的な成長と社会全体の持続可能な成長は同じ道の上にあると考えています。コンプライアンスが確立されていることはもちろんのこと、お客様のニーズにもしっかりと対応するグローバルな金融機関として挑戦し続けていきます。」

参考サイト:https://gendai.media/articles/-/93531?page=5

まとめ

世界に30を超える国と地域で金融サービス事業を展開している野村ホールディングス。
今後も多様化が進む社会情勢の中で、どこまで社会貢献できるのか。また社会貢献を実現するために、どのようにするかを広い視野を持ち、グループ全体で成長を目指す姿勢は、これからも社会に価値のある金融サービスを提供し続けてくれるのではないでしょうか。

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