平本忠氏は株式会社ケーズホールディングスの社長を務めている人物です。ケーズホールディングスは、茨城県水戸市に本社を置く家庭電化製品を専門に取り扱う企業です。そんな企業の社長を務める平本氏について調べてまとめてみました。
ケーズホールディングスとは?
ケーズホールディングスは、「お客様第一」について、本当の意味でサービスを提供するため、利用する人の観点から3つのサービスを提供しているようです。
「現金値引き」は、用途が限られたポイントを専用カードに蓄積するよりも、値引きをした分、お財布にお金が残る方がいいと考えているとのこと。他社がポイントカードを導入する際、同社は取り入れずに会計時の「現金値引き」にこわだったといいます。
「長期無料保証」においては、高額商品がメーカーが保証できる期間が終わった後、万一の故障で修理代が必要となってしまうと、商品を手に入れた喜びも減ってしまうのでは?という考えで導入したそうです。
「あんしんパスポート」は、小物商品の購入時に、値引き・長期無料保証の登録といった煩わしさを少しでも軽減できるよう、そして購入商品の消耗品を調査するサービス・リコール情報のアナウンスなど購入後も安心して利用できるよう開始したといいます。
ケーズホールディングス・平本社長とは?
株式会社ケーズホールディングスの社長・平本忠氏の経歴について簡単にまとめてみました。
1958年生まれの茨城県出身です。
早稲田大学社会科学部を卒業後、1983年にケーズデンキホールディングス(当時カトーデンキ販売)に入社しました。1995年春に総合企画部長を務め、同年6月に取締役に就任。2003年に常務取締役、2006年には専務企画・開発本部長および企画部長を務めました。2017年に専務取締役企画・開発本部長を担い、同年に代表取締役社長兼企画ならびに開発本部長に就任。翌年より代表取締役社長として勤務し、2020年には現認である代表取締役社長執行役員となりました。
平本社長の経営に関するエピソード
ケーズホールディングスの社長である平本氏の経営方針に関する考えが書かれているものを見つけたので、その一部を紹介したいと思います。
平本氏は、現在の社会情勢を捉えた上で、今後の経営方針についてこのように語っています。
「当社は今年(2020年)で創業73年目を迎えました。電波新聞社と同じ時代を共に歩んできたことを非常に感慨深く思います。
人口減少とともに家電市場の飽和について語られることもある昨今ですが、私たちが取り扱っている家電品は底堅い買い替えがあり、さらにこれからも新しい需要を掘り起こしていくことがまだまだできるはずです。
この先、5Gの時代が本格的に到来すれば、新しい家電品の未来が待っていると確信しています。たとえ人口減少が起きていても、家電業界は成長することができると思っています。10年後、20年後の未来の家電品がどうなっているか想像しながら、これからも電波新聞社とともに、業界の発展の一助として携わっていくことを楽しみにしております。」
参考サイト:
https://dempa-digital.com/article/116614
まとめ
5Gの本格的な導入が進むことで、未来の新しい家電品への期待とともに、人口減少による影響があったとしても、家電業界の成長は可能だと話す平本氏。こうした前向きな考えを持てる企業がいることは、業界発展のカギになってくるのではないでしょうか。