【社長まとめ】パナソニックホールディングスの社長・楠見雄規氏のまとめ

社長ノート

楠見雄規氏はパナソニックホールディングス株式会社の社長を務めている人物です。パナソニックホールディングスは、大阪に本社を置く家電製品を取り扱う企業です。そんな企業の社長を務める楠氏について調べてまとめてみました。

パナソニックホールディングスとは?

パナソニックホールディングスは、「世界文化の進展」、「社会生活の改善と向上」への貢献を目標に、多種多様なプロジェクトを実施しているそうです。令和3年10月の事業会社への移行をきっかけに、「経営基本方針」を大きく改定したとのことです。創業者である松下幸之助氏が築いた、基本方針の原点に戻るため、変化し続ける社会情勢や事業の環境を参考に比較などをしながら、おおよそ60年ぶりの改訂だそうです。

さらに、自主責任経営を徹底するため、令和4年4月には社名を変更し、持ち株会社にすると同時に、それぞれの事業部を会社として設立し、新たなグループ体制へと移行したとのことです。1人1人が自己のスキルや能力を最大限に活かし、互いを尊重し合い、理想像に近づく努力などをしながら、生活者や社会への貢献を図るためでもあるようです。例えば、より良い対策を見つけた時、迷わず迅速に、さらに新しく良い方法を探すといった、本来の基本的な思考と行動の指針を改めて浸透させるための改訂とのことです。社内の評価だけではなく、実際に利用する人からの評価も重要としているそうです。

パナソニックホールディングス・楠見雄規とは?

株式会社パナソニックホールディングスの社長・楠見雄規氏の経歴について簡単にまとめてみました。

楠見氏は1965年に生まれ、大阪生まれの奈良育ちです。
京都大学大学院工学研究科を1989年 3月に卒業し、同年4月に松下電器産業に入社しました。2002年にヨーロッパ支社の欧州R&Dセンターの所長となり、2005年には、AVCネットワークス社・ネットワーク事業グループ、ビデオビジネスユニット・商品技術グループのマネージャーを務め、2008年にコーポレートR&D戦略室の室長となりました。


そして、2012年にパナソニック株式会社、理事AVCネットワークス社、AVネットワーク事業グループ、テレビビジネスユニットのビジネスユニット長を担当し、2014年には同社の役員として、アプライアンス社の上席副社長に就任しました。その後、2018年に執行役員を務め、オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社の副社長、三洋電機株式会社のオートモーティブエナジー事業部の事業部長を経て、2021年にパナソニック株式会社のCEOに就任しました。6月には代表取締役・社長執行役員・CEO、さらに同年10月にはグループCEO、グループCSOも務め、現在に至ります。

楠見社長の経営に関するエピソード

パナソニックホールディングスの社長である楠見氏の経営方針に関する考えが書かれているものを見つけたので、その一部を紹介したいと思います。

楠見氏は、現在の社会情勢を捉えた上で、今後の経営方針についてこのように語っています。
「第1回創業記念式(1932年)で、創業者は精神的な安定と、物資の無尽蔵な供給が相まって初めて人生の幸福が安定することが明示されている。本当の使命は、人生の幸福を安定させることである。英訳すると、サステナブル・ハピネス。つまり、ウエルビーイングだ。ウェルビーイングは。新しい取り組みではなく、経営の基本・原点に立ち返る取り組みであり、新ブランドスローガンの『幸せの、チカラに。』は、経営基本に立ち返るというポイントで、私が最も実践したいことにフィットした言葉である。」

参考サイト:
https://japan.cnet.com/article/35186351/

まとめ

創造者から引き継いだ経営方針や考え方を大切にし、今後も新しいスローガンを軸に、人や環境に貢献できる取り組みを続けていく姿勢を見せている楠見氏。企業として大きく成長していく中で、基本に立ち返るという真摯な思いを感じられます。

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