水島正幸氏は株式会社博報堂DYホールディングスの社長を務めている人物です。博報堂DYホールディングスは、東京に本社を置くマーケティングサービス企業です。そんな企業の社長を務める水島氏について調べてまとめてみました。
博報堂DYホールディングスとは?
博報堂DYホールディングスは、2020年3月期から2024年3月期の中期経営計画で、「生活者発想を基軸に、クリエイティビティ、統合力、データ/テクノロジー活用力を融合することで、オールデジタル時代における企業のマーケティングの進化と、イノベーション創出をリードする。そのことで、生活者、社会全体に新たな価値とインパクトを与え続ける存在になる。」を基本戦略として掲げています。
そして、グループのポリシーとして、同社の発想の原点である「生活者発想」と、ビジネスの原点である「パートナー主義」を掲げています。「生活者発想」は、人々を単なる消費者として捉えず、多様化する社会で主体性を持ち生きる「生活者」として、よく洞察し新価値を創造するという考え方。「パートナー主義」は、常に生活者目線で物事をとらえ、広告主や媒体社のビジネスを見つめ、語り合い、行動を起こすことでソリューションを提供するという考え方だそうです。
博報堂DYホールディングス・水島社長とは?
株式会社博報堂DYホールディングスの社長・水島正幸氏の経歴について簡単にまとめてみました。
水島氏は1960年生まれの東京都出身です。
慶応義塾大学法学部を卒業後、1982年に博報堂に入社しました。2005年に第六営業局長となり、2012年には営業統括局長となりました。2013年に執行役員営業統括局長、翌年に執行役員経営企画局長兼事業投資戦略室長に就任。2017年に代表取締役社長兼博報堂DYホールディングス取締役に就任しました。2019年に博報堂DYホールディングス代表取締役社長に就任し、現在に至ります。
水島社長の経営に関するエピソード
博報堂DYホールディングスの社長である水島氏の経営方針に関する考えが書かれているものを見つけたので、その一部を紹介したいと思います。
水島氏は、現在の社会情勢を捉えた上で、今後の経営方針についてこのように語っています。
「企業は自社の利用者とダイレクトに繋がる時代に突入します。広告会社というものは、今までクリエイティブとメディアを活かし、企業と生活者を結ぶ役割を担ってきましたが、これからは今まで以上に生活者のニーズを正確にとらえ、それを製品・サービスの価値アップに繋げる提案を企業へしていく必要があります。また、それだけではなく、SDGsなど、社会問題の解決にも貢献していければと考えています。」
参考サイト:
https://www.hakuhodo.co.jp/magazine/77288/
まとめ
生活者視点を大切にし、今後はこれまで以上に生活者の必要としているものを見出す必要があると語る水島氏。現在の社会情勢を考えると、このような考え方を持つことが企業の成長におけるカギとなってくるのではないでしょうか。