後藤禎一氏は富士フイルムホールディングス株式会社の社長を務めている人物です。富士フイルムホールディングスは、富士フイルムと富士フイルムビジネスイノベーションなどを子会社としている持株会社。そんな企業の社長を務める後藤氏について調べてまとめてみました。
富士フイルムホールディングスとは?
後藤氏が社長を務める富士フイルムホールディングスは、1934年に設立されて以来、国内発、世界初の製品やサービスを作り、国際的に見て最高レベルの多彩な技術、技術系人材を培ってきたそうです。
2006年からは、時代の変化や競争をビジネスのチャンスとして捉えることで、市場縮小した写真フィルム事業の代わりになる新規事業をつくり、体制を根本から見直したとのこと。今後も、グループが持つさまざまな技術・人材の横断的融合を促すことにより、新しい革新・技術と価値創造に意欲的に取り組んでいくといいます。
富士フイルムホールディングス・後藤社長とは?
富士フイルムホールディングス株式会社の社長・後藤禎一氏の経歴について簡単にまとめてみました。
磯崎氏は1959年年生まれの富山県出身です。1983年に関西学院大学社会学部を卒業後、同年に富士フイルムに入社しました。2014年同社の執行役員メディカルシステムじぎょう部長に就任、2018年には富士フイルムホールディングスの取締役に就任。2020年に富士フイルムの取締役専務執行役員に就任し、現在に至ります。
後藤社長の経営に関するエピソード
富士フイルムホールディングスの社長である後藤氏の経営に対する考えが書かれているものを見つけたので、その一部を紹介したいと思います。
コロナ禍で日本の多くの企業が事業構造転換を余儀なくされているなか、後藤氏はこのように考えているといいます。
「富士フイルムは元々写真事業からスタートしました。現在手掛けている半導体材料などの作り方の仕組みは写真と同じです。技術が深くあり、棚卸してそれに合う場所に事業を転換してきました。私たちの強みをしっかりと議論し、探すことが大切だと思っています。」
参考サイト:
https://www.sankeibiz.jp/business/news/210714/bsc2107140607002-n1.htm
まとめ
後藤氏はもともと富士フイルムで行っていた写真事業を活かして、新しい事業に活かそうとしているようです。同社の強みを徹底的に見極めて新たな取り組みしていく同社に、これからも注目したいところです。